総入れ歯の見た目はどのようになりますか?
歯を失い、顎の骨の吸収が進むと、口元が痩せて、残念ながら実年齢より老けてみられがちです。
奥歯を失うと、頬の辺りが凹み、前歯を失うと、鼻の下が凹みます。
特に鼻の下の膨らみは、インプラント治療で膨らませるのは難しいと思います。
実際、総インプラントをされた方で口元の凹みが気になる方は、定期的に美容皮膚科などで治療し、膨らみを保っている方もいらっしゃるようです。
3ヶ月おきに、美容皮膚科に通うことは、手間も費用もかかり大変だと思います。
年齢マイナス10歳を目指す総入れ歯
私たちがご提供する入れ歯は、口元が美しいということを基本とし、年齢マイナス10歳を目指しております。
治療中は、歯の見え方や歯並びに注意が集中してしまいがちですが、入れ歯を入れた後の口元の表情も大切に考えております。
しぼんでしまったように見える口のまわりに、内側から自然なボリュームを持たせ、ほうれい線も目立たなくさせることができることは、入れ歯の利点と言えるでしょう。
反対に、審美を考えずに流れ作業で製作する保険の入れ歯は、残念ながら口元は凹み、老けたイメージを解消することは難しいと思います。
入れ歯やインプラント治療は、患者さまのパーソナリティーや人生をも変えてしまうほど、重要な役割を担っていると感じます。
もし、口元の悩みで、気持ちが落ち込んでしまっている方がいらっしゃったら、お力になることができると思いますので、ご相談にいらしていただきたいと思います。
総入れ歯装着時の審美性もしっかりチェックします
総入れ歯装着後の審美性のチェックは、患者さまにとって最も重要ですから、ご自身にも鏡でご覧いただきながら細部まで確認します。
まずは、口を大きく開け、入れ歯が筋肉や唇によって支えられ、しっかり落ち着いていることを確認します。このとき、下唇からは人工歯が見えるだけで、歯肉は見えないはずです。
次に、顎を左右に動かしていただき、噛み合わせのチェックを行います。上下の顎を同時に型採りしているので、見た目の美しさと同時に、噛み合わせも確実に合っていると思います。
発音のチェックでは、F音やV音で、上顎前歯の長さのチェックをします。また、1~20まで数えていただき、発音しやすいかどうかも確認させていただきます。
笑顔は、相手に安心感を持たせることが出来る事。信じてもらえる事。もちろん周囲を明るくする事。そして何より自分に自信がつく事ができる素晴らしいものです。
笑顔は周囲を明るくする事だけはなく、あなた自身が変わるターニングポイントだと思います。