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当院で保険適用の総入れ歯をおすすめしない理由

まずは、なぜ当院で保険適用の総入れ歯をおすすめしないか、保険の総入れ歯と当院の総入れ歯の違いについてお伝えしたいと思います。

保険の総入れ歯と当院の総入れ歯の一番大きな違いは、入れ歯を専門に勉強してきた歯科医師と製作する歯科技工士の「知識と技術の高さ」です。

現在の保険制度による総入れ歯は、流れ作業のように製作され、残念ながら精度が低く、そこには技術の進歩がみられません。

当院は、長い歴史を持つドイツの総入れ歯の技術を取り入れておりますが、私たち歯科医師や歯科技工士は、多くの専門的な知識を身につけて参りました。

私達歯科医師や技工士は、多くの専門的な知識を身につけてきました

保険の総入れ歯と当院の総入れ歯にある、9つの違いについてご紹介します。

①4回の通院で総入れ歯治療が完了します

通常、保険の総入れ歯ができ上がるまでは、5回〜10回。完成後の調整も含めると、半年から1年かかることもあります。

当院の総入れ歯の通院回数は、4回。通常、型とりと、かみ合わせ、顎の動きの記録などすべて分けて行うことを、1度で狂いなく行うことができる手法を取り入れているため、回数は少なく、患者さまの負担を減らすことができます。最短3日間で製作することが可能です。

②上下を同時に型とりするため、口の中の状態を精密に再現でき、フィットさせることができます

保険の入れ歯は、上下別々に型とりを行い、型とりを行うのと、かみ合わせの位置決めは別々に行われるため、最終的に誤差を生じることがあります。

また型とりの際、先生の手加減により、入れ歯の形が小さくなったり大きくなったりします。

それにより、先生によって上手くいったり、いかなかったりする事があります。

当院の入れ歯は、上下一緒に型とりを行うと同時にかみ合わせの位置決めを行うため、最終的に誤差は生じません

かみ合わせの違い

型とりの最中には唾を飲んでいただきます。そうすることによって、患者さまが飲み込みを行う状態の、口の中の状態を再現することができます。

患者さま自身の口の中の筋肉によって、口の周りの筋肉、舌、唇の記録を採ることができるため、安定した大きさの型とりができ、フィットする総入れ歯が完成します。

③型とりした情報を正確に伝達できます

保険の総入れ歯は、上下別々の情報を、かみ合わせの器械につけるため、誤差があっても気づくことなく製作されます。

当院の総入れ歯は、口の中の情報を丸ごとコピーし、一体化して、かみ合わせの器械に取り付けるため誤差を生じません

上下を一緒に型とりを行う方法は、保険では行うことはができません。

かみ合わせの器械に取り付けるため誤差を生じません

④元々の歯並びを忠実に再現することが可能です

保険の総入れ歯は、筋肉のバランスなどは考慮されないため、口の大きさを想像しながら感覚で人工歯を並べます。

当院の総入れ歯は、感覚ではなく筋肉、舌、唇、頬の均衡の保たれた、患者さまが元々歯が並んでいた位置と同じ場所に歯を並べることができます

歯並びの違い

⑤飲み込み、発音がスムーズになります

保険の入れ歯は、舌を前に出したり、唾を飲んだりするときに、入れ歯が外れてしまいます。

当院の総入れ歯は、舌の動きのじゃまをしないので、入れ歯は動くことなく、つばを飲むことができ、発音もしやすくなります

舌の動きの違い

⑥耐久性が高く、清潔な素材を使用します

保険で製作する総入れ歯は、あまり時間もかけることなく最も簡単な製作法で作られています。

その製作法は、上下に分かれるフラスコに蝋義歯を埋没したのち、そこにレジンを詰めて熱湯で重合させるという簡単な方法です。

レジンは元々熱を掛けると必ず収縮します。そのため、フラスコの中でレジンは重合収縮を起こし、床の中で気泡となって残ってしまったり、変形の原因になったりします。

保険の入れ歯を長く使用すると気泡の中へ色素が沈着したり、臭いの原因となったり、破折しやすくなってしまったりするのはこのことが要因となるからなのです。

このような原因から、その弱点を補填することができる方法が考えられました。それが当院で採用している『イボカップシステム』です。

イボカップシステム

イボカップシステムは、3トンの圧力に耐えるフラスコと6気圧の圧力でレジンを補うことができる方法で、重合収縮を補正しながら精度の良い総入れ歯を作ることが可能な方法です

⑦圧力を分散し、痛みを取り除くことができます

骨が薄い場合、保険の総入れ歯では、痛みを生じることが多くあります。

当院の総入れ歯は、口の周りの筋肉、唇、舌、すべて利用することにより、骨が薄くとも、口の中全体で圧力を分散させるため、痛みを取り除くことができます

⑧すべての総入れ歯製作に歯科技工士が立ち会います

保険の総入れ歯は、入れ歯を実際に作る、歯科技工士と会うことがなく、流れ作業のように作られます。
また、材料に関してもできるだけリーズナブルな方法で作られます。

当院の総入れ歯は、入れ歯を実際に作る歯科技工士が毎回立ち会いを行い、患者さまの細かな口元のチェックを行います。

歯科技工士の立会い

加えて、ドイツ製の精度の高い器械を使い、医師と歯科技工士が連携をとって、情報の細かな交換を行います。
患者さまに最善の材料と道具を使って製作されます。

⑨見た目がよく、よく噛める人工歯を使用します

保険の人工歯は、柔らかいプラスチック製のため、すぐにすり減ってしまい、着色もしやすいです。

当院の総入れ歯の人工歯は、リヒテシュタインイボクラー社のものを使用。

IVOCLARのビボデントやオーソシット同様、天然歯のような高い審美性と硬さを兼ね備えています。さらには、豊富なカラーバリエーションから色を選択でき、歯の溝もしっかりついているので、食べ物をすりつぶしたり、歯ぎしりしたりすることも可能です。

人工歯の違い

患者さまの口元は、みんな一緒ではありません。骨の状態、筋肉のつきかた、顔の形など、すべてにおいて異なっています。

しかし保険治療では、決められたルールの中で流れ作業のように製作されているため、自費診療の総入れ歯とは根本的に違いがあることをお伝えさせていただきました。

このような理由から、当院では保険の総入れ歯をおすすめしておりません。

こちらも合わせてご覧ください:自費の総入れ歯と当院の総入れ歯の違い

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