あなたの歯は大丈夫?歯を失う原因について
こんにちは。
昨年から始めたYouTubeチャンネル、おかげさまで今通っていただいている患者さまにもご視聴いただき、また動画を通して、稲葉歯科医院を見つけてくださる患者さまもいらっしゃり本当にありがとうございます。
いつも患者さまにお伝えしている内容を動画にしているので、もしよろしければ引き続きご視聴いただけると嬉しく思います。
本日公開させていただいた内容は、「あなたの歯は大丈夫?歯を失う原因について4つ」です。
人によって、歯を失う原因は様々ですが、主な原因をお伝えしたいと思います。
①歯周病
歯周病により骨が溶けてしまい、気付いた時には、グラグラしてしまい、人によっては自然に抜けてしまうこともある病気です。
全体的に歯周病が進んでいる方は虫歯が少ない傾向があるため、歯科医院での発見が遅れてしまうというのも、歯を失う原因になっていると思います。
②虫歯
神経の痛みは我慢できませんが、一旦神経を取ると痛みがなくなるため、放っておいてしまうことがあります。
特に歯科恐怖症など、なかなか歯科医院へ行けない方に多く、結果的にもっと虫歯が進んでしまい、歯を失ってしまうことになります。
③かみ合わせ
人間の歯は28本、親知らずを足すとあと4本ありますが、大昔の原人からすると進化しています。
たとえば、ネアンデルタール人であれば30年ぐらいの寿命であったため、そのぐらい使えれば良かったのですが、現代は8020時代、80歳で20本の歯を保つためには、咬合、かみ合わせのバランスが大切になります。
できる限り、歯に負担がかからないかみ合わせを作り、整えること。 これが、歯を失わないポイントともなります。
④被せ物や入れ歯
天然の歯には、長い間進化してきたルールがあります。 しかし、人工的に作られたものには、そのようなルールを全く無視して作られてしまうこともあり、前述したかみ合わせが崩れてしまう場合があります。
負担がかかってしまった歯は耐えられなくなると、歯周病と似た症状で骨が溶けてしまいます。 一見、歯周病と似ているので、一生懸命磨くのですが、原因が合っていない被せ物だとすると、いくら磨いても治らず、次第に失ってしまうことになります。 また、無理なブリッジや入れ歯も同じです。
特に入れ歯は、クラスプという金属のバネをかけると歯を横に揺すってしまい、それが神経のない弱い歯であったなら、割れてしまい、即抜歯ということにもなります。
以上のことから、定期的な歯の検診はもちろんのこと、かみ合わせの不具合によっても失う可能性があるため、ただ、被せ物をすれば良いのではなく、全体のバランスを見て、診査診断をしっかりと行ってから被せ物や入れ歯を入れていただくことをお勧めしたいと思います。
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