初めての入れ歯〜装着後3ヶ月の様子〜
初めての総入れ歯治療、慣れることができるのかどうか、外れてしまうことはあるのだろうか、見た目はどのようになるのか。
患者さまの不安は夜も眠れないほど沢山あるのではと思います。
また、絶望的な気持ちを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
これまで総入れ歯の患者さまのその後の様子を知ることはできなかったと思います。なぜならば、口コミやブログなどで紹介されることはまずないからです。
しかし、当院で治療をさせていただいた患者さまより
「先生のお役に立ちたくてご報告させて頂いてるので、是非ご活用ください!」
ということで、その後の様子を詳しくお伝えいただきました。
同じ立場の患者さまより2つのブログ記事から勇気をもらい決心することができました。など沢山の反響をいただきました。
今回は、装着後、3ヶ月の様子をお伝えしたいと思います。
少し長い文章ですが、患者さまの貴重な体験談となりますので、ぜひ最後まで読んでいただくことができればと思います。
装着したばかりの頃は、本当に痛みもなくなって違和感もなくなって自分と一体化するのだろうか…と、不安でした。
3ヶ月経たないけど、今は全く違和感がなくなりました。
もちろん装着してる感はあります。
例えで言うなら、女性ならではの感覚かもしれませんが、初めてブラを身につけた時に無論違和感ありますよね!遥か昔なので思い出せませんが…。
絶対にあったはずなんです!誰でも。
でも、今付けることが当たり前ですよね。それと同じです!
ブラを寝る前やお風呂の時に外した時の開放感、またそれも義歯にもある事は否めません。
今の職場の方から「いつも笑ってるよね!」と先日言われました。
もちろん無意識です。
ある人が言ってました。
笑うのは幸せだから笑うのではなく、笑ってるから幸運が近づいて来るんだと!
笑顔って、本当に大切なんだとつくづく思う今日この頃です。
今の職場で女性は私一人なんです。
とても大切に扱って頂いてます。
私が思うのは、それは一概に女性って理由だけでなく、いつも笑ってるからなのかなと。
以前の様にマスクをして対話していたら表情は分からず、何か警戒してると疑われるのではないかと思います。
現に、会社の人がわざわざ私を笑わせに来ます(^-^)
入れ歯の痛みに関して
痛みに関しては、誰もが経験すると思います。これも私なりに解釈した事があります。
私は、太鼓クラブに入っていたのですが、太鼓を始めたばかりの頃、毎回毎回マメができ、掌は血だらけになりました。
今まで握った事のないバチを握りしめ、大きな太鼓を力一杯叩くのですから、掌に負荷が掛かるのは当然です。
手を守る為にテーピングをしてやり過ごします。その内マメになって血が出ていたところが皮膚が厚くなりやがてタコになります。
私は義歯の痛みもこれと同じと解釈しました。
当初は2時間くらいすると口全体が痛くなり外しとスッと痛みがなくなります。
その時思ったんです。まるでバチを握っていた時と同じだと。
だから必ずこの痛みはなくなると確信しました!つまり今までなかった所に義歯が入ることによってあらゆる所に当たっているのだから当たり前だと。
そして時間は掛かるかもしれないけど掌同様、そこがタコの様になって痛みはなくなる。
そして今やっとそうなれました。朝起きても痛みはありません!
痛みに関してはもちろん個人差があると思います。
今、義歯が入ってる事を忘れてしまう事もあります。
こうやって自分と一体化していくんですね。
先日、稲葉歯科医院顧問、稲葉繁先生が代表を務める、歯医者さんの勉強会にてAfter Summer Partyを開催しました。
その時に、患者さまもお招きしました。
関わる人全て、歯科医師、技工士、衛生士、患者さまが、和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。
患者さまの笑顔は一番輝いておりました。
私たちが提供させていただいている義歯は、患者さまの人生、パーソナリティーまで変えてしまうほどの威力を持っていると思います。
今回の、総入れ歯専門サイトリニューアルに関しても、患者さまの意見をお聞きし、寄り添って制作させていただいたと思っております。
これからも沢山の患者さまと素敵な出会いをいただくことができればと思います。
また、装着後4ヶ月の様子も、先日ご報告いただきました。