マイナス10歳、若くみられる総入れ歯
歯を失ってしまうと、顎の骨の吸収が進んで薄くなってしまいます。そうなると、口元が痩せて、残念ながら実年齢より老けてみられがちです。
奥歯を失うと、頬の辺りが凹み、前歯を失うと、鼻の下が凹みます。
特に鼻の下の膨らみは、インプラント治療であっても膨らませるのは難しいと思います。
実際、総インプラントをされた方で口元の凹みが気になるかたは、ボトックスを定期的に注入し、膨らみを保っている方もいらっしゃるようです。
3ヶ月おきに、ボトックスを入れるということは、手間も費用もかかり大変だと思います。
私たちがご提供させていただく入れ歯は、口元が美しいということを基本とし、年齢マイナス10歳を目指しております。
治療中は、歯の見え方や歯並びに注意が集中してしまいがちですが、入れ歯を入れた後の口元の表情も大切に考えております。
しぼんでしまったように見える口のまわりに、内側から自然なボリュームを持たせ、ほうれい線も目立たなくさせることができる事は、入れ歯の利点と言えるでしょう。
反対に、審美を考えずに流れ作業で製作する保険の入れ歯は、残念ながら口元は凹み、老けたイメージを解消することは難しいと思います。
患者さまは、50代女性。
重度の歯周病により、残念ながら沢山の歯を失ってしまいました。
両脇の鼻の凹み、口角が下がり、ほうれい線も目立ち、お顔の表情まで全て重力で下がっているように感じました。
そして、当院の入れ歯で治療を終え、鼻の脇の凹みが消え、口角も上がり、奥歯で噛みしめることができるようになったため、頬に張りもでました。
何よりも、顔を見るのが楽しくなり、お化粧やお洒落にまで気を使われるようになったとおっしゃっていただいた事が嬉しく思いました。
不思議な事は、歯を治したことが周りの方がわからないそうです。
入れ歯やインプラント治療は、患者さまのパーソナリティーや人生をも変えてしまうほど、重要な役割を担っていると感じます。
私達がご提供させていただいている、総入れ歯は年齢マイナス10歳を目指しております。
もし、口元の悩みで、気持ちが落ち込んでしまっている方がいらっしゃったら、お力になることができると思いますので、ご相談にいらしていただきたいと思います。