当院の顧問が歯科医師向けに実施している総義歯ライブ実習セミナー
稲葉歯科医院が中心となっているスタディーグループIPSG包括歯科医療研究会では、3日間で稲葉式義歯のすべての治療過程を勉強するダイナミックなセミナー「総義歯ライブ実習コース」を開催しています。
スタディーグループIPSG包括歯科医療研究会とは
総義歯、顎関節症、テレスコープシステム、摂食嚥下をテーマに、基礎から応用まで学べる貴重なスタディグループとして、多くの歯科医師、歯科技工士にご参加いただいています。
問診からセットまでをライブで学べる「総義歯ライブ実習コース」を開催
毎回異なる患者様にご協力いただき、問診からスタディーモデルの印象、上下顎同時印象、咬合採得、ゴシックアーチ、配列、重合、最後のセットまで、すべてライブで学んでいただく他には類を見ないセミナーです。
多くの歯科医師に学んでいただくことで「究極の義歯」を広め、より多くの患者様に、しっかり噛む喜びを取り戻していただきたいと願う、当院ならではの取り組みです。
ライブだからこそ、臨場感あふれる学びが実現します
スタディーグループIPSGでは、よりよい学びのための努力を惜しまず、専用セミナールームの設置や、最新医療機器を導入など環境整備にも努めています。最新式の映像システムにより、咬合調整などの細かいテクニックはモニターに映し出し、診療と技工が詳細に見て学べるように配慮しています。
また実際にセットされた義歯の吸着に触れ、その吸着力を体感したり、患者様に直接、感想を聞くなど、ライブ実習ならではのプログラムも用意し、3日間のうちに、完成度の高い総義歯治療のすべてを体験していただくことができます。
セミナープログラム(症例や年度によって、内容を更新しております)
・1日目 問診、スタディーモデルの印象、咬合採得、模型作り
・2日目 上下顎同時印象、咬合採得、ゴシックアーチ、配列、試適
・3日目 重合、セット、義歯をセットされた患者様との食事会
歯科医師と歯科技工士、患者様との連携を大切にしています
患者様に満足していただける総義歯の製作には歯科医師と歯科技工士の緻密な連携や行き届いたコミュニケーションが欠かせません。当セミナーでは、歯科技工士の方にも多数ご参加いただき、歯科技工士講師のトップレベルの技術を実感すると共に、歯科医師と歯科技工士の連携やコミュニケーションのあり方も学んでいただきたいと考えています。
セミナー後の懇親会では、ざっくばらんな意見交換も行われ、理想の義歯治療をめざす仲間と出会える、素晴らしい集まりとなっています。
締めくくりは、完成した義歯をセットした患者様との食事会
ライブ実習の最後のプログラムは、総義歯をセットした直後の患者様との食事会です。一口目の料理を口に入れた時、「前歯でも自然に噛めます」と喜ぶ患者様の声を聞き、固い物や食べにくい物もしっかり噛める様子を目の当たりにして、義歯治療への意欲ややりがいを高めていただきます。
患者様と、歯科医師、歯科技工士が同じゴールに向かって歩む義歯治療の真髄を学んでいただきたいと願っています。
稲葉式総義歯を通じて、義歯治療のさらなる高みを目指します
セミナーに参加した先生方からは、毎回熱のこもった感想をいただきます。
「世界最高の義歯への道のスタートラインに立つことができました」
「一流の技に触れることができ、とても幸せです」
「学んだことを一つ一つ実践し、自分のものにしたい」
「この講習会に参加して、臨床が楽しくなりました」
「まさに究極の総義歯システムと感じました」
私たちは、このセミナーを通じて、究極の義歯を実現する確かな技術を正しく広め、義歯治療のレベルアップ、歯科医療の充実に寄与したいと考えています。また、臨床に携わる各地の先生方と直に交流することで、私たちが学ぶこともたくさんあります。
お互いに学び合い、高め合い、理想の義歯治療への思いを共有して、患者様へフィードバックしていきたいと考えています。