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総入れ歯のデメリットについて

これまで、「総入れ歯はかめない、見た目も悪い、外れる」というイメージがあり、どうしても避けたい治療法として認知され続けてきたのではないでしょうか?

総入れ歯になりたくないからインプラントにする。という方もいらっしゃると思います。

従来より総入れ歯のデメリットとされてきた事に対して、当院ではどのように対応しているかについてお伝えしたいと思います。

総入れ歯のデメリットについて

総入れ歯のデメリットについて

①臭いや汚れ、変色やすり減りが起こる

②見た目に総入れ歯だとわかる

③入れ歯が分厚くなりやすく、違和感が生じやすい

④自分の歯に比べて、総入れ歯は、噛む力が20%~30%ぐらいになる。

⑤前歯で硬いものを食べることができない

⑥食事中や人と会話している時に落ちたり、外れたりすることがあるので、入れ歯安定剤の使用が必要となる。

⑦総入れ歯は毎日取り外す必要があるため、旅行先や出先でも入れ歯のお手入れが必要となる。

①臭いや汚れ、変色やすり減りが起こる

これまでの総入れ歯は、長く使用すると臭いや汚れがつきやすく、変色したり、入れ歯が割れてしまったりすることがあります。それは、入れ歯が柔らかい事によります。

そのために、入れ歯の素材を、汚れがつきにくいように固く丈夫な素材に変えました。

それが『イボカップシステム』という方法です。

総入れ歯のデメリットについて

イボカップシステムは、3トンの圧力に耐えるフラスコと6気圧の圧力で圧力をかけ、収縮を補正しながら精度の良い総入れ歯を作ることが可能な方法です。

この方法により、臭いや汚れ、変色などの問題はほとんどありません。

また、医院でも患者さまに快適に使っていただけるようにメンテナンスやクリーニングを行なっております。

②見た目に総入れ歯だとわかる

小さすぎる入れ歯、かみ合わせが合っていない入れ歯は、総入れ歯であることが見た目にもわかることがあります。

患者さまが微笑んだ時、大きく笑った時の状態を全てチェックして、白い歯以外は見えないように歯科技工士と相談をしながら製作に取り組んでおります。

総入れ歯のデメリットについて

そのため行なっている事は、上下を一緒に型取をし、口の中の状態を完全にコピーする方法です。(上下顎同時印象法)

このような手法を取り入れる事により、見た目に入れ歯だということはわかりません。

③入れ歯が分厚くなりやすく、違和感が生じやすい

入れ歯は薄い方が良いと思われている方もいらっしゃると思いますが、メリハリをつける事が大切です。

上顎の部分は薄く、ほうれい線などの部位には厚みを持たせるなどの工夫が必要です。

総入れ歯のデメリットについて

違和感を感じる入れ歯とは、口の中で動いてしまう。または、かみ合わせが合っていないなどが原因のため、それらを解消できるように、口の周りの筋肉を利用して密着できる総入れ歯を作ります。

入れ歯に違和感を感じるのは、入れ歯が動く事や噛み合わせによるものが大きく、メリハリをつけた形は、むしろ大切だと言えます。

④自分の歯に比べて、総入れ歯は、噛む力が20%~30%ぐらいになる。

総入れ歯のデメリットについて

確かに、健康な天然の歯はよく噛めると思います。しかし、日常の生活でそんなに力強く噛む事はないと思います。

私たちが目指す総入れ歯は、軽い力でもサクッと噛み切ることができること。

総入れ歯のデメリットについて

例えば、前歯で春巻きをサクッと噛む。奥歯でレタスをすり潰すなどの、繊細な噛む力です。

そのために、歯に溝をつけました。

Dr.シュトラックが開発した人口の歯により、軽い力でも、よく噛むことができるようになりました。

⑤前歯で硬いものを食べることができない

総入れ歯は、前歯で噛むことが苦手です。後ろから空気が入ってしまい、外れてしまう原因ともなるからです。

そのために当院の入れ歯は、『ポストダム』という、入れ歯が外れにくくなるような、維持形態を付与しております。

総入れ歯のデメリットについて

これまでの総入れ歯は、簡単な力で外れてしまいましたが、ポストダムをつける事により、テコの動きで入れ歯を外れないようにすることができます。

⑥食事中や人と会話している時に落ちたり、外れたりすることがあるので、入れ歯安定剤の使用が必要となる。

本来、ピッタリと合う入れ歯を使って入れば入れ歯安定剤を使う必要はありません。

ピッタリと合うために、当院では、粘膜と入れ歯の間に隙間がでないような様々な工夫をしております。

総入れ歯のデメリットについて

当院の入れ歯は、ウォーターフィルム現象(ガラスの板と板の間に水を介在させるとぴったりくっついて離れない状態)を得ることができるため、入れ歯安定剤を使わなくとも、落ちたり、外れたりする事はありません。

⑦総入れ歯は毎日取り外す必要があるため、旅行先や出先でも入れ歯のお手入れが必要となる。

取り外しができるということは、総入れ歯の大きなメリットです。

私たちのイメージからすると、取り外さなくとも良いというインプラントのイメージはまるで自分の歯のように感じますが、インプラント治療後の歯周のメンテナンスは通常の歯の何倍も大変です。

総入れ歯はたとえ痛みが出たとしても、調整をすることで簡単に治療ができます。

また、取り外しをするタイミングは、通常朝晩歯磨きをするように、ブラシをかけます。

夜も装着したままお休みになることができるため、大きな手間がかかる事はありません。

以上、総入れ歯のデメリットに対して、当院の取り組みをお伝えさせていただきました。

反対に、総入れ歯を選ぶメリットについて合わせてご覧いただければと思います。

インプラントではなく、総入れ歯を選ぶ8つのメリット

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